gicp21 マーケティングには、いろいろな手法があります。
代表的な物は、以下のとおりです。
一つ目は、「マスマーケティング型」。
これは、大勢の消費者を相手にするための手法です。
プロモーションには、テレビや新聞などのマスメディアが使われます。
この手法が使われることが多いのは、日用品や食品です。
大勢の消費者からの需要があり、スーパーなどで日常的に変われる商品に適しています。
一方で、自動車や住宅などの単価が高い商品にも使われることがあります。
昨今では、「モバゲー」などのソーシャルゲームや「メルカリ」などのアプリといった、デジタルサービスを使って行うことが増えています。
二つ目は、「ダイレクトマーケティング型」。
これは、小売店や卸売りなどを仲介させず、消費者に直接商品を売るという手法です。
この手法が使われることが多いのは、通信販売です。
例えば、「ニッセン」などのカタログ通販や、「Amazon」「楽天」などのネットショップが挙げられます。
また、通販の他にも、通信教育や保険など、消費者が直接売り手にコンタクトをとる業態で使われています。
昨今では、「ネットフリックス」などの動画配信サービスも、利用者を増やすためにダイレクトマーケティングを行っています。
三つ目は、「インバウンドマーケティング型」。
上述した手法は、いずれも大規模に広告展開することを前提としていますが、たいていの中小企業にはそのような余裕はありませんし、インターネットが普及するにつれて広告などによる売り込み効果は弱くなっています。
そこで出てきたのが、インバウンドマーケティングです。
これは、主としてインターネットを使い、顧客のほうからアクセスしてもらうという手法です。
オウンドメディアを作り、自社の商品やサービスに関わるテーマで記事を書くという「コンテンツマーケティング」とミックスさせて使われることが多くなっています。
このように、マーケティングの手法にはいろいろありますが、初めのうちは一つずつ知識やスキルを学んでいくことをおすすめします。”